ロケ地:AWS@m3.medium以上
永続ストレージがついてくる!オトク!
m3.medium 以上のインスタンスを利用すると、永続化された領域(エフェメラルストレージ)が本当に少々ですが、ついてきます。 もちろん、インスタンス作成時にストレージの設定で「EBS」以外を選んで設定していれば、ですが。 今回は、その永続化された領域をすべて swap に割り当てます。
lsblk で確認
lsblk を実行して、マウントされているデバイスを確認します。
[root@ip-114-5-11-4 ~]# lsblk NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT xvda 202:0 0 30G 0 disk └─xvda1 202:1 0 30G 0 part / xvdb 202:16 0 4G 0 disk /mnt
SIZE が 4G の xvdb が今回の対象です。
アンマウントする
/mnt が設定されていますが、とりあえず不要なのでアンマウントします。
[root@ip-114-5-11-4 ~]# umount /mnt
swap 領域を作成する
swap 領域を作成します。この時指定するのは、lsblkで確認したデバイスです。
※2016/12/27修正:mkswap と記述する所を swapon にしていましたすんませへぇん!
[root@ip-114-5-11-4 ~]# mkswap /dev/xvdb mkswap: /dev/xvdb: warning: wiping old ext3 signature. Setting up swapspace version 1, size = 4188668 KiB no label, UUID=1145141-9198-9381-0000-000000000000
swap を設定する
作成した swap 領域を設定します。これで swap を利用できるようになります。
[root@ip-114-5-11-4 ~]# swapon /dev/xvdb [root@ip-114-5-11-4 ~]# free -m total used free shared buff/cache available Mem: 3602 807 2577 16 217 2645 Swap: 4090 0 4090
ハイオッケー!
reboot しても大丈夫なようにする
今の状態だと無対策なので、reboot されると swap の設定が剥がれて利用できなくなってしまいます。 fstab に設定を書いて、rebootされても大丈夫なようにします。
[root@ip-114-5-11-4 ~]# vi /etc/fstab
#/dev/xvdb /mnt auto defaults,nofail,comment=cloudconfig 0 2 /dev/xvdb swap swap defaults 0 0
ハイこれでオッケー!