エッジ(ロケーション|サーバー)
おなじじゃねえの? と思ってたけど、ようやく理解した。
まず AWS 様の説明はない
Cloudfront のページを見ると、エッジロケーション・エッジサーバーともに記述がある。
で、以下のようなページが存在する。
これは Cloudfront エッジサーバーの IP リストなり (の取得方法) をご案内している。
で、元の Cloudfront 公式のページに戻ると、以下のようにエッジロケーション開設のお知らせが出ている。
このお知らせの中では以下のように書かれている。
Amazon Web Services (AWS) は、カイロ (エジプト) に新しい Amazon CloudFront エッジロケーションを立ち上げ、エジプトでの事業拡大を発表しました。エジプトのお客様は、新しいエッジロケーションを通じて配信されるデータについて、最大で平均 30% のレイテンシーの改善が見込めます。AWS の新しいエッジロケーションでは、静的および動的コンテンツ、API、ライブおよびオンデマンドの動画を低レイテンシーかつ高パフォーマンスで配信する、安全で高度に分散されたスケーラブルなコンテンツ配信ネットワークである Amazon CloudFront により、さまざまなメリットがもたらされます。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/05/new-edge-location-egypt/
エッジロケーション
Cloudfront (CDN) が配信する設備が設置されている、国や都市などの、地図・地理上で呼称できる場所。
例えば日本のエッジロケーションなら、東日本なら東京・西日本なら大阪、という具合の表現になるはず。
エッジサーバ
エッジロケーションに設置されている、実際のコンテンツ配信サーバー (など機材一式)。
例えば、「オリジンに更新投げたんで、エッジサーバーへの反映具合によっては参照した時に古いコンテンツが見えることもあります」みたいな。
(なお上記は、ヘッダのコンテンツキャッシュだとかポリシーのキャッシュ保持だとかというセンテンスは無視しています)
とはいえ
現代の日本国内向けにサービスする限りにおいては、エッジロケーション≒エッジサーバー、と読み替えても全然不具合ないと思われる。
なぜならそれなりの国土の広さはあるけど、ブロードバンドなり高速通信が普及しているし、エッジサーバーが東京大阪にしかないので、通信速度やレイテンシーを考えてもそんなに差異がないので。 (離島部の人はすんません……)
これがメリケンとかユーラシアなど各種大陸側だと事情が異なると思うのですが、そんな大きい所をフォローするためにサービスされている方はこんな場末のブログなんぞ見なくてもちゃんと入社時に教育があるでしょう! ガハハ!