一時期 Thunderbird がろくに使えない、という状態になって beta に移行していたのだけど、最近 OS のスリープ復帰後にプロセス終了しようとすると GUI は終了するけどバックエンドのプロセスが受付なく、強制終了するしかなくなっていた。
ので、 stable に戻してみることにした。
手順としては難しいことは特になく、公式から stable 版をダウンロードしてきて、アプリケーション内の Thunderbird.app
を置き換えるだけ。
プロファイルのダウングレード
置き換えた Thunderbird.app
を起動すると、プロファイルのバージョンが実行しようとしている Thunderbird のバージョンより新しい、と警告を出されて、新しいプロファイルを作れといわれた。
Mozilla 製品全般に言えるんだけど、太古からプロファイルのアップグレードやダウングレードに対応してなくて、新しいプロファイルを作成すると問題になりがちなので、素直に薦めづらくなってしまった。
というのはさておき、 beta のほうが stable より未来のバージョン、というのはそのとおりなのでダウングレードを実施する。
Note: Downgrade protection can be overridden by launching Thunderbird through the command line with the --allow-downgrade parameter.
機械翻訳すらされていなくてアレだが、起動時に --allow-downgrade
オプションを付与して起動しろとのこと。 ただ記述内容が微妙に古くないか? と信用できないので検索してみた結果。
とのことで、 -profilemanager
を付与して明示的にプロファイルを選択する (default しか利用してなくても) というのはたしかにな? という気持ちになったので、そのとおりにやってみた。
/Applications/Thunderbird.app/Contents/MacOS/thunderbird -profilemanager --allow-downgrade
引数つけて起動するのはターミナルからやったほうが楽なのでこうした。
正常に起動して SMTP 問い合わせが出来たら、一度終了して再度 Dock のアプリケーションアイコンなどから起動してみる。 問題なければ終了。
## エラー表示
ちなみにターミナルから --allow-downgrade
付きで起動すると以下のエラーが出た。
###!!! [Parent][RunMessage] Error: Channel closing: too late to send/recv, messages will be lost
エラー!とか言われてるけど特に問題なかったので放置。