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RDS の T3/T2 Unlimited

突然 RDS で動いてる MySQL のメンテナンスやることになったけど、インスタンスタイプが db.t2.micro だったのだ! という顔シリーズ。

RDS の T3/T2 Unlimited って存在するの?

存在します。 しかし EC2 とはだいぶ趣が違います。

Amazon RDS、Amazon AuroraのT系インスタンスにも、CPUクレジットがあります。

aws.amazon.com

インスタンスタイプによって、あらかじめ動作が決まっているようです。

マネジメントコンソールなどから ( EC2 のように) Unlimited <-> Standard の変更はできません (まず表示項目がない) 。

また、CPU クレジットによる (使い切った時の) 動作は EC2 と同じです。

  • T3 (db.t3.)
    • Unlimited mode
    • CPU クレジットを使い切ると課金タイムに自動突入
  • T2 (db.t2.)
    • Standard mode
    • CPU クレジットを使い切るとパフォーマンスが (1割とかでしたっけ?) 制限される

突然こんなことを、なぜ……?

調べても EC2 の Unlimited 動作についての記述ばかりで、 RDS の T2インスタンスに関する記述が見つからんかったからです。 T3 は RDS の料金ページ内 T3 の CPU クレジット に申し訳程度に書いてあったんですけどね。

Amazon RDS の T3 DB インスタンスは Unlimited モードで実行されるので、連続する 24 時間での平均 CPU 使用率がインスタンスのベースラインを超えた場合に追加料金が発生します。

aws.amazon.com

英語ヘルプ側に unlimited mode enabling (無制限モードの有効化について) という項目あったんですが、 EC2 にしか言及してないのでそういうことなのでしょう。

You can check whether your burstable performance instance is configured as unlimited or standard using the Amazon EC2 console or the AWS CLI. (ワイ訳:Amazon EC2 (マネジメント) コンソール、または AWS CLI を使って、バースト可能なパフォーマンスインスタンスが無制限または標準として設定されているかどうかを確認できます。)

docs.aws.amazon.com

結論

政治的都合でインスタンス動作の変更できないからめちゃめちゃ作業したくない……重いクエリたくさん動かすから確実に詰まってインスタンス障害になるよぉ。